引越技術

冷蔵庫の手作業による吊り上げについて

昨年、神奈川県横浜市から山梨県北斗市にお引越なさったM様より、「二階に上げてもらった冷蔵庫を買い替えたいのだが、大手引越会社を含めた数社から作業が出来ないと言われてしまった。」とのご相談があり、110㎏の冷蔵庫の入れ替えに令和7年1月、改めて北斗市に伺いました。スタッフと写っている写真は去年のもので、冷蔵庫の入れ替えには3名で伺いました。

通常このような作業はユニック車両を使って作業しますが、屋根のひさしが長くユニックのアームが入れられない状況でした。他にもユニック車が入れない道幅の先に家屋がある場合にも手作業での吊り上げが必要です。

私は十代の頃より大手引越屋さんで作業をしてきましたが、私がいた引越会社でも100㎏を超える冷蔵庫の吊り上げ作業が正確に出来る作業員はほとんどいなかった様に思います。まず、冷蔵庫の側面は薄い鉄板で覆われており、重量に対して凹みやすい特徴があります。正面も、近年の流行りでは強化プラスチックの様な素材が使われており、点に近い圧力が掛かると蜘蛛の巣状に割れてしまいます。背面は異形の鉄板プレスとコンプレッサーが搭載されている為、家屋側に当てると凹み等が危惧されます。他にも家屋の柵や電線の間隔等、とてもリスクがある作業ですので、手吊りはやらないというのが大手引越会社の判断なのだと思います。

JUMP運送では、窓より冷蔵庫の寸法が大きい等の物理的な無理が無い限りはなるべく搬入して差し上げたいと考えております。その為に、スタッフ間では日々様々な意見交換をして新しい資材や養生方法を考案しております。(今回の吊り作業にはピアノ運搬用資材を使って、家屋の養生をしました。)例え10社に断られようと、是非一度ご相談下さい。

M様、この度は2度に渡るご利用をありがとうございました。ご新築おめでとうございます。

投稿:キヨサワ

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